僕はまだ、働かないということを実質3日しか経験していません。4月下旬から有給消化をしていましたし、その間も働くわけでなく気ままに過ごしたのは確かです。それでも組織から離れて無所属になったのはまた違うものです。(笑)
Q.人はどうして働くの?【Vol.2】
A.やりたいことを、共通の価値観を持った人と出来るから。
これが働ける理由です。
社会人になって
社会人なればというより、どこでもそうなんでしょうけど、その組織・メンバー・地域・コミュニティでの常識というものが存在し、学生なら好き嫌いで選べたものが、自分の感情だけでは選べなことが当たり前という雰囲気のようなものが、完全にでき上げっているということを知ります。
当時は全く意識しませんでしたが、上司という人がいてピラミッドになっていて、同期以外誰もが先輩です。当たり前と言えば当たり前です。
誰かと何かがあったわけでもありませんが、無駄にやる気満々で、特に最初の数か月は、なんやかんや結構激動でした(汗)
親に言われた言葉がとても重たくのしかかっていました。
特に『真面目にやりなさい』それだけで生きてきた親だから仕方ないかもしれません・・・
そしてその言葉と親の思いがセットで僕の中に深く刻まれていました。
まさに僕の思考の中に「音声チップ」でも組み込まれたみたいに(汗)
好き嫌いとかやりたいやりたくないの選択の余地がありません。
そこに自分が存在する意味が分かりませんでした。
そんなスタートでした。
組織の中での『個』の形成
入社4年目の実質最初の転勤の時、本来の自分を取り戻しました。
その時はまだ、親の言葉の呪縛は解けたとは言い切れませんが、最初が肝心と言うことで、初めての人ばかりでしたが素直に普段の自分の言葉で、自分のスタイルで人と接するようになりました。
いつしか生意気な感じで、周りが言わないことを素直に!?言うタイプになっていました(笑)
「バカ」と「マジメ?」の振り幅の大きさを3年ぶりに回復した感じです(笑)
そしてこの頃、会社での仕事ではありますが
「こういうことがしたかったんだ!」という仕事!?に出会い、今では想像できませんが、休みの必要性すらほとんど感じませんでした。
更に、同じ感覚(価値観)で、お互い、全てを認め合える人と出会い、そして本当にやりたいことを、知恵を出し合い試行錯誤しながらも、自分たち主導で、自分たちが決めたことをやりきりました。
目標も達成出来ました。
でもこの時、目で見える結果なんてどうでもいいくらい・お釣りがくるくらいの何か?経験が出来ました。
大変さはハンパなかったけど、最高に楽しく、しんどさすら楽しめて、心地いい時を過ごすことが出来ました。ここが会社組織での僕のピークです。
今日のおさらいです!
会社の仕事でも、やりたいことを、共通の価値観を持った人がいたから、どんなことも楽しく出来た。働くことが出来た。
決して、誰かがいないとやらないということではありません(笑)
お互いもたれかかっていたわけでもありません。
ただ、「氣」が合っただけです。
多くの月日が流れ、仕事を辞める頃は、何がどうこうではなく、自分もいろんなことを知り、大きく思考も変わりました。
そもそもピラミッド組織にいること自体、自分にとって、隠しきれない違和感なんです!!(汗)
ピラミッド組織と上司への幻滅
丸5年が経ち、それなり楽しかった時が過ぎ去りました。
その後上司に言われた人事異動を、覚悟をもってお断りしました。
どこか燃え尽き感がありました。
それなりにやることはやっていましたが、会社の中ではなく、自分で何かを始めることを本格的に考え始め、ある時スタートしました。
何年かかけて、そこそこ結果が出はじめた時です。
誰かの妬み嫉みなんでしょうか?突然、上司もノータッチで普段合うことのない偉い人!?に直接取り調べを受け、軽く叱責され、そし後、強く脅されました。
積み重ねてきたものの多くを失いました。
もちろん就業規則から外れたことはありません。
本当の意味で組織の大きさ・恐ろしさを知りました。
虫には申し訳ない表現ですが、その人にとって・組織にとって、僕は虫けら以下でした。
そして、この頃はまだ、ピラミッド組織の本質には気付いていませんでした。(汗)
「ゆるみすと」・「のんきー」の原型がこの頃出来始めたと思います。
同じ感覚(価値観)の人は、時、同じくして別のレールに乗り徐々に疎遠になりました。僕とは反対に過去の価値観を手放し、大きなピラミッド組織の中枢にいるようです。
人はどうして働くの?【Vol.2】では収まらなかったので、次の【Vol.3】で完結したいと思います。
人はどうして働くの?【Vol.1】はこちらです。
ゆるんだあなたが『今』感じたことを、まんまAction!!
あなたの今が、今より心地よく楽しく過ごせますように。
そして次の今も、心地よく楽しく過ごせますように。