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船が沈みそうになった時、船長が乗客の命を守るために海に飛び込むよう促します。
この時船長はどんな言葉で説得を促すかという話があります。
アメリカ人には「飛び込んだらヒーローになれます。」
ドイツ人には「飛び込むことがルールです。」
日本人には「皆さん飛び込んでいますよ。」的な声を掛けると・・・
これまではジョークとして話されていますが、今は現実となっています。
国という組織、会社・学校という組織、地域という集団、至る所で起きています。
この中で、今日は「会社」というところにスポットを当てて考えてみたいと思います。
今日の疑問：会社(お店)の方針なんで？？
マスク着用していないと入店・入館を認めない場所があります。
このことを最初から知っていて、さほど思い入れが無ければパスします。
また、知っていても知らなくても、行きたいと思えばまず向かいます。
何度か入り口で止められたことがあります。
入口にある貼り紙には「マスク着用のお願い」と書いているのに
目を△にし、血相を変え足早に近づいてきます。
僕の解釈では、命令ともルールとも書かれていないので入館しただけなのですが・・・
パターン１として、「皆さんにご協力いただいているので」とか、「ルールなので」と言います。
”皆さん”と”自分”は違うし、「ルール(厳守)」などとはどこにも書いていません。
パターン２としては、すぐに「上の者を呼んできます。」と一旦待たされます。
結果、そのまま入館出来ることもありますが
積極的我慢で、マスク着用をして入館するか、帰るかの選択を求められることもあります。
いずれにしても、僕は対話します。
もちろん、相手の話も聞きます。
僕の知っている情報(真実)を説明すると、何も真実を知らないことがわかります。
「言われたとおりやっている。」だけ。
何が真実かなど、全く調べている様子もうかがえません。
何のために行っているのか目的も理解していません。
目的がわからないのですから、自分の考えも持っていません。
要するに思考停止です。
この思考停止の人の決めセリフが先程述べたように「皆さん」という言葉です。
本人にとっては最高のパワーワードなのでしょう。
これは一般のスタッフだけでなく、“上の人”と言われる人もほぼ同じです。
最初は「めんどくせーヤツに当たっちゃったな。」って顔してやって来ますが
普通に話せば話は聞きます。
疑っている人ほど真剣に聞きます。
「知りませんでした。」と言います。
中にはもっと教えて下さい。という人もいます。
なので、揉めることはありません。
結局、「組織として」とか、「国(政府)や自治体の方針で」とか言いますが自分の意見はありません。
まあ、組織としては個人の意見が必要ないことで意思統一を図っているのでしょうけど。
個人は組織の道具と化し、言われたことを言われたとおりにこなす。
そう。こなすだけ。
こなすことが仕事。
この仕事でお金がもらえる。
このお金をもらうことこそが仕事をする目的ということなのだと思います。
だから、仕事が大事。
その為には組織に忠実に従うってことなんですね。
「従う＝依存する」と決めているから何の疑問も湧かず、考えることもないってことですかね！？
けどさ、組織は個人を都合のいい道具にしか思っていないわけです。
組織のトップはそんなこと言わないでしょうけど
組織が大きければ大きい程、いちいち構ってられないんですよね。
なんせ、出来るだけ少ない人数で多くの人をコントロールするのですから。
このことについて、どこまで理解しているのか？その上でどうしたいのか？
それを決めるのが個人個人です。
僕は大きな組織の中で、役にも立たないくせに使いずらい部品だったかもしれません。
入社してひと月弱の研修期間だけ、この組織にいて少し誇らしく思いました。
そう思ったのも、研修期間だけです。
それから何十年、忘れたり、何かに夢中になったり、先送りして月日が過ぎました。
311の震災の頃から、会社組織や、国などのピラミッド型組織に対する不信が弾けました。
そこに依存し、何も感じない人達に対しても不信が募りました。
けど、知ってる。
誰も悪くないって・・・
ただ知らないだけ
ただ気にしないだけ(しかし、当時は気にしないこと自体に憤りを感じていました。)
自分の中で何かが変わりました。
言語化出来ないくらい、語り切れないくらい何かが変わりました。
時が過ぎると共に変化が加速しました。
元々、お金の為に仕事をしている意識はありませんでした。
今思えば、会社には探し物をしに行っていたと思います。
探し物とは自分の好きな仕事。
ほんの数回そう思える期間がありました。
会社勤めをしていて、何度か会社に行くのが楽しかった時期があります。
起きること全て・どんな出来事も楽しめていました。
しかし311以降は、ここに居ても欲しいものは見つからないと思いました。
どんなに探しても、時が過ぎても・・・
いつしか、自分にとって相応しくない場所と思うようになりました。
それまではむしろ、置いてもらってる。感謝している。
そう思っていたのにひっくり返っていました。
けど、大きく変わる時ってこんな感じです。
意識の変化で、受け取る情報も含め、何もかもが変わります。
人が変わる時って、今まで見ていたものの解釈が変わった時。
あるいは、それまで知らなかった情報が入ってきた時に人は変わります。
変わることをためらっていることもあります。
僕自身、ず～～～～～っと長い間ためらっていました。
けど、変わる時って一瞬です。
「会社を辞める。」と決めた瞬間、上司を探し、見つけ、伝えました。
数分前までは会社を辞めるなんて全く考えていなかったのに。(笑)
311から、5年経過していました。
あなたがどんな組織に属していても、大切なのは組織ではなくあなたです。
あなたを含めた全ての個人です。
組織頼み(依存)は、あなたを窮屈にしても豊かにすることはありません。
あなたがおかしいと思うなら、おかしいと意思表示して下さい。
自分の意見・考えを伝えて下さい。
それに対し、聞く耳すらもたない組織なら、あなたを尊重しない組織なら
その組織はあなたに相応しくない組織です。
個人の尊厳を忘れた、ほんの一部の人の為のピラミッド型組織です。
特に、行政機関で仕事をしている方々の各種賞与は庶民の税金ですから。
また、政府(行政)が言う、ソーシャルなんちゃらやら、仕切りなどなど
新生活様式を守ることで、店舗は毎月20万！？もらえるそうです。
このお金も庶民の税金ですから。
この意味考えてみて下さい。
後は、あなたが何を大切にするか？
というよりやはり、あなたがどうしたいのか？
あなたの目的を決め、タイムラインを創造することです。
最後までご覧いただきありがとうございます。
ゆるんだハートで『今』感じたこと、まんまAction！！
「今」も・「次の今」も、心地よく楽しく。(笑)
出来ました。出来ました。出来ました。
ありがとうございます。ありがとうございます。ありがとうございます。
感謝します。感謝します。感謝します。
参考記事も、よかったらご覧下さい。
「仕事」ってそんなにすごいの～？崇拝されているの～？
だとしたら、とても宗教的。
そもそも、どんな組織もそれぞれ特別な存在がいるから宗教的なんですけどね。(苦笑)
どこの組織に所属しているのか？ということに重きを置く人がいることは知っています。
がしかし、どんな時も大切なのは自分に対する誇りだと僕は思います。
支配されることが嫌なら卒業すればいい。
