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会社員時代、この言葉が普通に飛び交っていました。
思えば中学の部活動の中でこの言葉を最初に聞いた記憶があります。
今日の疑問: 長い物には巻かれろ!?
「長い物には巻かれろ」
この言葉をそのまま推奨されるのは、何かしらの組織・集団の中です。
今そこにいる人達がつくってきた習慣・ルールを忖度することを意味します。
なぜなら、自己防衛するために争いごとを避け、穏便に済ませるためです。
そこに居続けるための損得勘定をしているだけです。
その為に、個人の意見・感情は封印し「先人の言うとおりに身を任せろ。」ってことです。
「長い物には巻かれろ」会社員時代、多くの先輩や同僚が言葉にしていました。
それまでの経験を尊重することは大切です。
今あるものも尊重することは大切です。
しかし、新しい意見があるなら、その意見に対しても尊重はあっていいと思います。
なのに、新しい人は“損得を考え自分の意見を言わない”という意味での「妥協」
もともといる人は、“何かを考える・何かを変えるのは面倒、だからこれでいい”という「妥協」
互いの妥協により「長い物には巻かれろ」は成立しています。
組織では、上司や先輩を敬うような風潮がありますが、これは本来どんな人同士であっても必要なことです。
親だから
先輩だから
リーダーだから
先生(という肩書)だから
上司だから
このような風潮・このような習慣が、偉い人や特別な存在をつくり、順位付けという概念を生み出しています。
常に「他人との比較」があり、同時に「他人の目への意識」が働くように仕向けられ、刷り込まれています。
先月、セラピストデビューのため、店長からアドバイスをいただきながら練習をし
同時に自分の基本施術を一緒に考えていました。
僕はアカデミーで教わった手技(やり方)しかわかりません。
そこで教わった手技が難しいのですがとても気に入っていました。
しかし、そこではこの手技を出来る人が居ません。
気付けば僕の練習中、他のスタッフの人が見ています。
数日間・店長に受けてもらって、概ね僕の手技でOKをもらっていました。
ところが、OKをもらった翌日、急にケチがつき始めました。
自分の中では段々調子が上向いていたはずで、昨日より出来ていると思っていたのに・・・
更に翌日、店長が居ない日に「先生」と呼ばれているベテランさんが、「受けるから(練習を見てあげるから)やってみて」と言われ、一通りやってみました。
「全部が違う。〇〇からやり直し!」と言い残し、別な方に「受けてみて?」と言いました。
この別な方が受けている時にベテランスタッフの方が「痛いでしょう!?」と誘導質問??をしました。
そしたらその方は「痛いです。」と言い出しました。
僕は「おいおい」と思い、施術を続けながら「上手い下手はわからないけど、痛くはないですよね!」と聞きました。
返事がないままそれから間もなく、その方は心地よさそうに寝ていました。(笑)
出来はさほどでもありませんし、まだまだな部分も多々あるのは認識しています。
みんな悪い所を一生懸命探していることもわかっていました。
施術を受けた方が疲れていただけかもしれません。
眠かっただけかもしれません。
けど、これまでも、うとうとしたり眠ったりしているのを何度も見てきました。
定かではありませんが、店長も「先生」と呼ばれるベテランに、何か言われたのだと思っています。
結局、特別な存在がいて、この人ひとりに巻かれていると感じました。
このベテランさんも悪気はないと思います。
自分が長年やってきたものと全く違うから受け入れられなかったのでしょう!?
むしろ、周りが勝手に巻かれていただけ・忖度しただけと僕は感じています。
変化は、組織の中枢にいる人・長くいた人・肩書を持った人がが変わらなければ起こりえないことでしょうか?
いや、そんなことはありません。互いに尊重し合い対話が出来れば変わります。
しかし、多くの現実は特定の人たちによって決められています。
なぜそのようになっているのでしょうか?
それは、受け入れるからです。我慢するからです。
あなたは「長い物には巻かれる(同意)」を選択しますか?
それとも「巻かれない(対立)」を選択しますか?
はたまた、スルーしますか?
ちなみに僕は、スルーしました。
なぜなら、「長い物には巻かれろ!?」の概念が無いからです。(笑)
長くなりましたが、最後までご覧いただきありがとうございます。
ゆるんだあなたが『今』感じたこと、まんまAction!!
そしてあなたは、「今」も・「次の今」も、心地よく楽しく過ごします。
出来ました。出来ました。出来ました。
ありがとうございます。ありがとうございます。ありがとうございます。
感謝します。感謝します。感謝します。
参考記事も、よかったらご覧下さい。
長い物には巻かれるってこんな感じです。
自分がぶれずにいるのは、誇りがあるからです。(笑)