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「相手の立場になって考えましょう。」
今日、たまたまこの言葉を発し呼びかけている人が居ました。
ふと、長年放置していた疑問を思い出しました。
子供の頃、親や教師をはじめとした大人達が言ってた言葉。
だから、自分なりにそうしていた。
何の疑問も感じず言われるがまま「そうなんだ」って思った。
しかし、年齢を重ねる途中おかしいと思い始めていました。
気付けば、そのことを忘れていました。
長年忘れたまま放置していた疑問を今日は考えてみます。
今日の疑問:相手の立場になって考える?
子供の頃、子供を諭そうとする大人はだいたいこう言っていました。
「相手の立場になって考えな。」ってね。
子供の頃は「そっか」って何も考えず素直に聞き入れていました。
しかし、いつの頃からか、違和感を覚え、年齢を重ねながらその”違和感”が大きくなっていきました。
子供のころから時々耳にする「相手の立場になって考える」が会社という大人の集団の中でも使われていました。
社会人になってまでこんなこと言われるの!?
それってどういうこと?という驚き。
(大人として恥ずかしいという意味での驚き。)
そんな風に思いながらも、自分の中の違和感を今日まで放置していました。
しかし、今思えば、答えは見つかっていたのだと思います。
だから「今」、この言葉を発する人の考え方・思考の癖がわかります。
これまで教わってきた「相手の立場になって考える。」ってのはそもそも無理なこと。
なぜなら、相手(他人)は相手であって、自分はその相手になり得ないから。
せいぜい、想像することは出来るかもだけど、答えを持っているのは相手だから。
どんなに考えたところで、それはあくまで自分の想像の世界でしかありません。
どうするかは相手(当事者)が自分で考え決めることだから。
相手の立場に自分を置き換えて想像することは出来ても、正解を導き出すことは無理。
正確には、大雑把な結論は一致するかもしれないけど、そこに行きつくまでのプロセスが違うから。
生まれてからこれまで経験してきたことが誰かと全く同じなんてあり得ないから。
(いつも言ってるとおり、誰もが唯一無二の個人だから。)
それはそれとして、本当の意味での「”相手の立場”を考える」っていうのは、相手を尊重すること。
今、こうして書いてきて自分自身スッキリしました。(笑)
長年曖昧なまま忘れていたことを思い出し、整理が出来たことでとても気持ちいいです。(笑)
一連のことで騒ぐ人達って、多分「相手の立場になって考えろ!」ってことを言っているんですよね!?
しかし、それは相手の立場を考えろってことでなく、「自分の言うことを聞け!」ってことになっています。
だから「お願い」と言いながら、ルールやマナーや命令になっているんですよね!?
即ち、自由への介入をしているんですよね!?
この自由への介入が同調圧力なわけです。
「数が多い方に従え!」ってことなのか、単に、「自分の言うことを聞け!」なのかは知らんけど。
「相手の立場になって考える!」=「善」という概念が、同調圧力を生みます。
本来の”相手の立場”とは、考えるものではなく、違いを認め尊重すること。
自分が”ご機嫌さん”という”立場”なら、周りは気にならないし、振り回されない。
※添付記事内の古い記事が表示されませんm(__)m
結局は『立場』なんだよね。
大事なのはいつも立場。
”自分自身”ではなく、”集団や組織の中での自分の立場”
社会という巨大なピラミッド構造の中での立場
会社や学校、あるいは家族というピラミッド構造の中での立場
組織や集団を隠れ蓑にして『立場』ばっか主張しているんだよね。
主張するだけならともかく、介入しまくっているんだよね。
同調圧力ってのも、「相手の立場を考えろ!」っていう考えのもと
社会という”集団”を都合よく利用し、さも自分が代表して行動していますってこと!?
結局「多数派が正義だ。不安を抱えている人を守るのが正義だ。」ってことなんでしょ!?
正義を装ってマウントをとり、他人の自由に介入しているってことですよね!?
結局さ、『立場』は組織ありきであって、個人が見当たらないんだよね。
個人は、組織の中で忠誠を誓い、個人の自由を手放すことで一定の保障を得ているってことです。
しかし、その保障がいつまで続くのかは不確かなこと。
なぜなら、組織は組織を動かす人の為のものであり、そこに所属する人は道具でしかないから。
その証拠に働く人が減っても補充しないでしょ!?
補充するのは組織にとって都合のいい人。
そう。
今、居る人も同じ。
正社員だって鶴の一声で待遇が変わりますよね!?
派遣やバイトなら簡単にクビ切れちゃうんでしょ!?
ここ何年かで気付いたんですけど
組織って、組織にとって都合のいい人の寄せ集めなんですよね。
その為の入り口が試験なわけですよね。
組織にとって役に立ちそうなのかどうかを見極めるためのもの。
”立場”を振りかざすのはコントロールしたい人。
”立場”を振りかざすのは「自分が特別な存在だ」という意識が強い人。
そもそも、国や社会って概念がある時点で、個人は組織の中の一員って意識が植え付けられています。
この概念を取り除き、いかなる集団もベースは個人だという認識を持たないと、永遠にピラミッド型の組織に依存し続けることになります。
組織や集団の中での”立場”にばかり気を取られると、自分という個人を見失うことになります。
自分を見失った状態で、一体何を考え、何が出来ると言うのでしょうか?
一時的なサポートならともかく、そのサポートを組織に委ねると、組織に居続けることになります。
組織に居ることが良いとか悪いとかはありません。
ただし、概ね依存し続けることになります。
これは経験上の話です。
組織に居る時はそれほどの意識はないのですが
組織を離れてから冷静に振り返ると、「随分と寄りかかっていたな~」て思います。(苦笑)
合わせて、いかに不自由だったのかも再確認出来ます。(笑)
相手の立場になって考えたところで何もわかりません。
そんなことより自分のこと。
自分のことなら自分で考え決められるでしょ!?
相手と意見が違っても「あなたはそう思うんですね。」って言えるじゃん!
そうすれば一緒じゃないけど、争うこともないでしょ!?
結果、それぞれが好きにしている状態。
だから好きにすればいい。
全ての個人が好きにすればいい。
最後までご覧いただきありがとうございます。
ゆるんだハートで『今』感じたこと、まんまAction!!
「今」も・「次の今」も、心地よく楽しく。(笑)
出来ました。出来ました。出来ました。
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