ご訪問いただきありがとうございます。
なんかあると、すぐに“再発防止・再発防止”って騒ぐけど、それって意味あるの?
今日の疑問: “再発防止”って誰のための何?
“再発防止”とは、“組織”という集団によって使われる言葉です。
法律やルールから外れた出来事が起きた時に使われれます。
誰かの不満やストレスが発生したときに使われれます。
このような出来事に関わった人に対し、事実確認をしながら謝罪を促します。
事実をまとめ・問題点をあぶり出し関係者により対策を考えまとめ組織内で共有します。
今までに無かったルール(作業)が追加になります。
つまりやることが増えます。
同時に、今まで以上に相互監視が強化されます。
作業的負担と精神的負担が大きくなります。
そもそも“再発防止”は誰のために行われるのでしょうか?
表向きには組織の向こう側にいる人達(お客様など)なのでしょうが、実際は組織のトップの人のために行われるものです。
また、トップの背後にいる人達の為のものとも言えますね。
組織に属する個人より、内向きにも外向きにも組織の体裁が重要視されています。
“家族”と言われる組織でさえ、家族としての体裁・親の体裁などが重要視されることもあります。
起きたことに関しては細々確認され報告されますが、報告内容は関わった人全ての共通認識なのか?
それとも特定の誰かが主導で報告されたものなのかで、大きく変わってしまいます。
誰かが主導権を握った場合、そこにはエゴが生まれ捏造や隠蔽が起きます。
この捏造や隠蔽も全てを捏造し全てを隠蔽するのではなく、部分的に捏造し部分的に隠蔽されるので、ますます真実がわからなくなり、さらに捏造・隠蔽が追加されるので、余計に真実が見えにくくなります。
場合によっては対立が起きます。
仮に主導権を握った人に対し周囲が疑念を感じたとしても、その人は組織の中の立場を利用し、真実をうやむやにしたまま誰かに責任を押し付け忘れ去られるのを待ちます。
個人と個人なら“再発防止”という表現が使われないのかもしれません。
組織だからややこしくなります。
組織の中の個人と、組織との出来事
組織の中の個人と、組織の中の個人との出来事
だから、ますますややこしくなります。
“再発防止”は、組織の維持・運営のために行われます。
新たなルールを設け、見せしめを行い恐怖とストレスを与え、コントロールしやすくします。
これが、俗に言う“再発防止”です。
「“再発防止”が必要!」と言われる出来事の根本原因は、別にあります。
それは、出来事に関わった人の心身の状態の確認が必要かつ重要です。
何かを変えるのであれば、このことを理解せずして何も変えられません。
具合が悪かったのか?
疲労困憊だったのか?
ウッカリ何かを忘れたのか?
やりたくなかったのか?
わざとだったのか?
何かが気に入らなかったのか?
なかなか本音では言いにくいことかもしれません。
結局は何を思考していたかってことです。
個人の思考が現実を作っているだけなんです。
誰だって自分が思った通りいかない時だってあるでしょ?
ただそれだけのことです。
潜在意識で思っていたことが「今」起きただけなんです。
それ以上でもそれ以下でもありません。
ルールが増えることは、コントロールする側がコントロールしやすくなることです。
“再発防止”は組織に不安とストレスを根付かせるためのものです。
もし「再発防止により改善された」と誰かが言ったなら、それは改善されたのではなく、「不安とストレスが今は根付いている。」ってことです。
個人を蔑ろにし、組織を最優先にしているだけです。
組織が何を言っても、個人があるから組織が出来ます。
個人が集まって組織が出来ます。
ピラミッド型の組織に個人の尊重はありません。
ピラミッドの底辺にいる人達が我慢をやめた時、ピラミッドの上にいる人達は何もできません。
脅しに屈することがなければ、いずれそのピラミッド型の組織は倒壊します。
もし個人が尊重されるようになったなら、組織のカタチはピラミッド型ではなくなります。
結局は、再発防止云々ではなく、その時々の「今」の個人の思考で全てが決まるんです。
思考というエネルギーは嘘がつけません。(笑)
自分がどうしたいのか・それだけです。(笑)
長くなりましたが、最後までご覧いただき、ありがとうございます。
ゆるんだあなたが『今』感じたこと、まんまAction!!
そしてあなたは、「今」も・「次の今」も、心地よく楽しく過ごします。
出来ました。出来ました。出来ました。
ありがとうございます。ありがとうございます。ありがとうございます。
感謝します。感謝します。感謝します。
参考記事も、よかったらご覧下さい。
“再発防止”の前にある、法律やルールは?
“世界”という組織は、「捏造」により作られ、「隠蔽」によって守られています。
この言葉自体、多くの捏造を盛り込みPRによって誤った解釈が浸透しています。