この言葉って,、あなたも使いますか?また、耳にしますか?
状況説明するうえでもよく使われるこの言葉を言われると、「だから何?」と僕は返答します。
Q.「みんな〇〇!」の、みんなってなあに?
A.気まぐれで使われる都合のいい言葉!
身勝手で都合のいい言葉
子供から大人まで、世代に関係なく使われているこの言葉、ある意味すごいですよね。
親をはじめとした『大人たち』が言い続けてリレーしなくていいことを語り継いでいるだけなんです!
一言で言うなら、必要ないと思います。
『個』が尊重されず、そして、自らも『個』の存在を放棄するかのように感じます。
つまり「自分の意志がない事の証明・そして意志を持たせない手段」を表す言葉だと思います。
大人たちが、そのことに気付かないまま、社会の中のいたる場所・いたる場面で、「みんな〇〇!」と言っています。
それにも関わらず、自分が使っている言葉を子供に言われると、イライラし、子供を怒鳴ったりして逆切れするわけですよね!?そりゃ~子供だって、お父さん・お母さんと同じことを自分が言うと叱られるってことに反発するのも当然と言えば当然で、叱られる意味が理解できないのも無理ないと思います。
1.説得のツール
幼稚園児に、その子が苦手にしていることについて、親が
「みんなやっているのにどうしてできないの?」と責めたり
子供が「これやりたい!」って言うと、「そんなの必要ないの!他に誰かやっているの?み・ん・な・やっているの?」と問いただし、子供を追い詰め、押さえつけていませんか?
そして年齢を重ねても「スマホが…」「勉強が…」「部活が…」とかいう感じに対象が変わるだけで同じやり取り。
その頃には学校の先生って人が現れて、より複雑で面倒な状況になり
大人になって社会に出ても「み・ん・な・やってるんだから、やりなさい!」「そういうものだから」「当たり前」という具合に、表現方法を追加しながら、エンドレスで続いちゃってるんですよね(汗)
2.言い訳のツール
子供:「このゲーム欲しい!買って~!」
親:「ゲームたくさんあるじゃない!?」
子供:「それとは違うの!みんな新しいの持っているもん!」
親:「みんなって誰?」
子供:「Aくんと、Bくんと、Cちゃんと、Dちゃんと…Eくんも持ってるもん!」
親:「たった5人じゃない?それでみんなっていうの?」
「みんな」=「数が多い?」ってことを言いたいのだと思いますが、どこかシックリこないし、その言葉に溺れ、そして流されているだけの状態に思います。
あるいは、相手を誘導するためのずる賢い言葉のように感じます。
結局、自分の意見・意志もなく、相手を認めることもしない。
なのに人任せ。そして、任せた相手にさえ不満を感じつつ、そのまま放置(汗)そして繰り返し(汗)
まさに今、そんな悪循環の家庭・学校・企業・社会(政治)・国・世界になっていませんか?
『まるで、何も考えず誰かに任せておけばいいように!そして特定の人の意志で全てが決められる!それが暗黙の了解のように・・・』
今日のおさらいです!
「みんな〇〇!」の、みんなって、気まぐれで使われる都合のいい言葉!
「自分の意志がない事の証明・そして意志を持たせない手段」
まずは、あなた自身、自分で考えて自分の言葉・表現で、その思いを誰かに伝えてみて下さい。
そして「みんな〇〇」というのではなく、「私は〇〇と思いますが、あなたはどうですか?」
違ったら違ったで、「あなたは✖✖なんですね?」と受け入れ・認めて下さい。
意見が違うのなら、対立するのではなく、そっと離れましょう!
どことなく「氣」で感じると思います。
ですから説得も言い訳も必要ありません。
そもそも『みんな』とは、『個人』の集合体です。
個人が集まって、みんなと言われるのです!
『みんな』という言葉に『個人』が埋もれているのではありません。
『個人』が先に在るのです!!
そうすることで、「みんな」という歪んだ集団ではなく、「個人」が尊重される、違った楽しい社会が出来ていくのだと思います。
お互い『個』を尊重してい生きましょう!!
『個人の尊重』に関する過去記事です。
ゆるんだあなたが『今』感じたことを、まんまAction!!
あなたの今が、今より心地よく楽しく過ごせますように。
そして次の今も、心地よく楽しく過ごせますように。